魅惑の荒川

  • Day:2006.10.09 22:10
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今日は神保町で『紙屋悦子の青春』という映画を見てきました。

第二次世界大戦終了間際の鹿児島を舞台に、
紙屋悦子という若い女の人の生活を描いたもので、
同居している兄夫婦との団欒や、
密かに想いあっている男の人とのやりとり、
その男の人の親友とのお見合い、語らいなど、
特に事件と呼べるほどの派手なことは起こらないものの、
穏やかさと哀しさがうまい具合に入り混じった暮らしぶりが
とてもよく伝わってくる映画でした。

戦争というと、戦地に出た軍人や従軍した看護隊などに着目した、
(言葉は悪いですが)大仰な映画が多いような気がしますが、
この映画には戦場も武器も血も出てこなくて、
主人公の淡々と丁寧に過ぎる毎日がひたすら描かれていて、
うまく言えませんが、なんかいいなぁ、と思いました。

まぁネイティブ鹿児島弁の私としては、
役者の方々が喋る鹿児島弁に若干の不満は覚えたものの、
それ以上に全体的な雰囲気も出演者の演技もよくて、
無職生活最後の日にいいもの見たなぁと大満足でした。

私は映画も本もこういう感じで、
これといって何も起こらない筋書きのものが好きなのですが、
先日読んだ『いつか王子駅で』(堀江敏幸、新潮社)という小説、
これもまた何も起こらず何も解決せず、非常にいい感じでした。

ところでその小説に出てくる都電荒川線という路面電車に、
読んだ直後から乗りたくてたまりません。
小説によると早稲田から荒川沿いに王子近辺まで走っているらしく、
再来週の暇な週末あたりに乗りに行こうと今からほくほくです。

特に降りる用はなく、ほんとにただただ乗るだけですが。



暗いか。



けど乗りたい。

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Comment

Unknown
zakさん
あ、もしや都電が家の近くを通ってる?いいねぇ。
就職は私も早すぎ!と思ったけど、まぁご縁かなーと思って決めてしまいました。

おなつみんさん
嫌われ松子の一生も見たいです。
ドラマにもなるみたいですが、中谷美紀で見たいですね。

かたやまさん
なんてうらやましい。私も都電に無駄に乗りたいです。
私が読んだ小説には、線路の両側のフェンスに
何の遠慮もなく布団が干してあると書いてあって、
ますます乗りたくなりました。

miconeko
ほえー混むんだね。予想外。
次回定例、荒川線に乗る会にしようよ!!うひー興奮する!
  • 2006/10/10 23:40
  • 本人
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Unknown
都電荒川線、いいよ!!
桜の季節に乗ると、線路沿いの桜が桜がー。
結構混むけどね。
今度の定例はマニアックに荒川線の旅といきますか。
  • 2006/10/10 21:33
  • miconeko
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都電はいいですね
就職おめでとうございます!
僕は都電が走ってる街に住んでるので、たまに無駄に乗ってみたりします。
都電はよく小説なんかで出てくるので、乗ってるとちょっとブンガク的な気持ちになります。
  • 2006/10/10 12:28
  • かたやま
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Unknown
ご当地ソング、ちゅ~か、自分の出身地が出てくる小説・映画っていいですよね。
私の場合は嫌われ松子の一生と、白仏です。
その時代の風景が浮かびます。
  • 2006/10/10 12:16
  • おなつみん
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Unknown
都電は風情があっていいよー。
鹿児島の路面電車とはまた違って。
そうそう就職おめでとう。
もっとゆっくりするのかと思ったけど、早かったね。
  • 2006/10/10 00:20
  • zak
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