マクロへの憧れ

  • Day:2011.07.03 05:08
  • Cat:ほか
マクロな視点というのが持てないまま三十余年が経ちました。

ひとりで生きているとほとんど困らないのですが
人に交じるととたんに肩身が狭くなるのがこのマクロ、
というのも私はこの視点の欠如のせいで、
ジブリ映画もスターウオーズもガンダムもバガボンドも村上春樹もワンピースも

え?
あれ?
今これ、何が問題なんだっけ?

という
熱心なファンの前では口が裂けても言えないような疑問だけが脳内を駆け回り、
まったく理解不能のまま時間だけが過ぎていき、
よかったねえとか感動したあとかいう周りの声に
うんうん、うんうんうんうん、ととりあえずうなずくことしかできない
という醜態を曝し続けてきたのです。

上に列記した諸々に共通するのはなんというかこう、
壮大なロマンと言いますかガバッとした大枠の対立構造なんかがまずあって
それを軸に話が進んでいくという流れなのではないかと
いまだ理解できていない私の感想なのであてにはなりませんが
まあそんなふうに漠然とは感じているわけですが、

私はまさにその、大枠というか前提というか
誰は何のために誰と敵対していて物語全体としてはこういう世界観を目指しているのだよ
という、その話を読んだり観たりするにあたっての基本中の基本を
ほとんど理解できないわけです。

で、
最初はそのわからない部分を解決しようと問いを立てたりするのですが、
あまりにわからないためにそのうちどうでもいい枝葉末節にのみ着目、

ジブリ映画であれば
 「ししがみ殺すとなんかいいことあんの?」→「美輪明宏って作品ごとに男声と女声使い分けててすごい」
スターウオーズであれば
 「この人誰の仲間だったっけ…」のループ
ガンダムであれば
 「エウーゴって何だったっけ?云々」→「あ、フォームラサメ可愛い」
バガボンドであれば
 「この人敵だったっけ味方だったっけ」のループ→「うーん、おつう可愛い」
村上春樹であれば
  →どの小説にどの主人公が出てきてどういう話になるんだったか全部ごちゃまぜ
ワンピースに至っては
  →寝る

という体たらく、
ああもう上記のファンの皆様、大変申し訳ございません。

いやよいやよも好きのうち、と言いますが、
それが何となくわかるなあと思うのは、
こういう理解不能なものの前では好きも嫌いもないというか、
好き/嫌いという概念は、わかる/わからないという概念を突破したのちに現れる壁である
というのを上記作品をひょんなことから目にした時にいつも感じ、
まず理解ができないと好きにも嫌いにもなれんよなあと思うわけです。

あー
ものごとを俯瞰できる30代になりたい。


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