愛のしるし

  • Day:2011.07.14 20:00
  • Cat:読む
武田百合子の「富士日記」、
どこを読んでも楽しい稀代の日記だと思いますが、
中でも私がいちばん好きなくだりのひとつがこちら。

 …毎年夏の終るころは、夏の好きな私は「さびしい、さびしい」と
 滅多やたらにいっている。私がさびしいと訴えると(主人は)
 「うまいものを腹一杯食べて、うんこをしてねておしまい」…などと
 いつもは言うのに…

本日、以下うんこの話しか出てきませんので、
うんこ嫌いの方、お食事中の方、悪しからず読み飛ばしてください。

というわけで気を取り直して続けますが、

このくだり、本来は病気で死に近づきつつある旦那さんとの会話の場面で、
いつもなら「飯食ってうんこして寝ろ」と言う旦那さんが
最近は「さびしいなんて言うな!」などと言う、それがいやだ、
という悲しい場面なのですが、それはさておき、

あ、途中ですがもう1つ好きなくだりを思い出しましたので再度引用。

 …主人「今日はうんこがまだ出ない」とばかり言って、
 ねてみたり庭に出てみたり、テレビの前に坐ってみたりしている。
 毎日、<うんこが出てからなにかをする、うんこが出てから仕事をする>という
 「うんこ待ちの日々」である。…

 …(主人に向かって)ながなが私はしゃべくった。
 夜は気持ちよさそうに主人はね入る。
 焼きにぎりを食べたあと、一杯うんこが出て上機嫌となった…

ここを読むといつも私は
うんこに関する情報を開示するというのはとても大きな愛の表現だなあ
と思うのですが、どうですか皆様。そうでもないですか。

だって思い出してください、
小学校の時、ちょっとでも個室に長く入っていると
あいつうんこしてんじゃねーかと思われやしないかと心配しませんでしたか?
すべてが個室である女子でそうなのですから男子はもっとシビアなのでしょう、
御愁傷様です、心中お察しいたします、

しかし!

そんなネガティブなイメージとはもうおさらばです。
今日からうんこは愛のしるし、友情の証です。

だって例えば友達と旅行に行った時、
ユニットバス1つしかない部屋で果たしてうんこをしていいものだろうか、
と悩んでしまう相手、あげく我慢してしまう相手もいれば、
ごめん今うんこしちゃった!今入ったらくさいよ!
と言ってしまえる相手もいるわけで、
そのどちらに心を開いているかと言えばそりゃもう後者であることは一目瞭然、

さらに例えば恋人と一緒にどこかの店にいたとして、
明らかにうんことわかるほどの長時間をトイレで過ごして恋人のもとに戻った時、
店内が全然混んでいないにもかかわらず
ごめんねーお手洗いが混んでてさーと見え見えの嘘をつかねばならない初期の段階もあれば
ごめんごめん!うんこしてた!と言えるようになる時期も来るわけで、
そのどちらがお互い気楽かと言えば、これももう後者であることは明らかなわけです。

どうでしょう、
私だったら友達でも誰でも相手にうんこ我慢されてるより出してもらったほうが
確実にきゅんとくるなあと思うのですが、世の皆さんはどのようにお考えでしょうか。


はあ。

勉強しよ。


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